AT合格者インタビュー#1

2024年06月14日 学生の活躍

日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー(JSPO-AT)と国家資格 はり師・きゅう師に合格した、保健医療学部 鍼灸学科 卒業生の森 智哉さんにインタビューをさせていただきました。

左:泉秀幸先生、右:森さん

PROFILE

森 智哉さん

2024年3月 保健医療学部 鍼灸学科卒業
はり師
きゅう師
日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー

神奈川県立 相模原弥栄高等学校 出身

 

 

アスレティックトレーナー(AT)を目指したきっかけ

幼いころから続けてきたサッカーで高校生の時に初めて怪我をしてしまい、チームのATに怪我を診てもらう機会がありました。この時に診てもらったATの方が鍼灸の資格も持っており、自分の怪我の状況を診てはり治療もしてくれたことがきっかけでこの仕事に興味を持ちました。

 

東京有明医療大学に進学を決めた理由

ATになるうえで鍼灸の資格も取りたいと考えていました。4年間で鍼灸とAT両方の受験資格を得ることができる大学を探しており、またスポーツ現場で働くという選択肢だけでなく、将来の選択肢の幅を広げたいとも考えていたので、大学という場所でなおかつATを付帯教育として受講することができる東京有明医療大学を選びました。

 

勉強について

入学した当初はコロナ禍で家にいる時間が長く、とにかく勉強しました。
高校はスポーツ科で3年生の時は座学科目も少なく、勉強習慣はあまりなかったのですが、大学で学ぶ科目は興味のある分野だったので入学してからは勉強していて楽しかったです。

部活でサッカーをしている時は身体をどう使えば良いプレーができるかをいつも考えていて、身体の部位ごとに力の入れ方を変えてみたり、力を入れる角度を変えてみたりして試行錯誤を繰り返していました。
大学では1年生の時から東洋医学や解剖学、生理学を学びます。授業を受けて身体の仕組みが分かり始めると、今まで経験してきたことや考えていたこととの点と点が結びつき、どんどん勉強が楽しくなって魅力にはまっていきました。
鍼灸もATも1、2年生で学ぶことが全ての基礎になっており、ここで興味を持って勉強していたことが合格に大きく影響したのだと思います。

 

将来について

今は東京有明医療大学大学院に進学し、膝と大腿部の筋肉の関係性について研究しています。
鍼灸とATの両方に関わるような研究です。

はり師、きゅう師、ATの資格試験に合格してこの分野についての知識は増えましたが、大学院に進んでからは学部生の時に気づいていなかったこと、分かっていなかったことなど、まだまだ知識が不足していることを痛感しています。しかしこの学び続けられる環境にいてとても充実した毎日を過ごしています。

東京有明医療大学で学生生活を過ごしたことで、鍼灸師・ATとしてだけでなく、大学院に進学することができ、これからの将来の選択肢が入学前の想像より遥かに広がりました。
今まで培った知識や経験を糧にして、人の役に立てるようにこれからも努力していきたいです。

 

お忙しい中、ご協力いただきありがとうございます。
2024年6月5日取材