看護学科 シンガポール研修2024 現地レポート
2024年03月28日 国際交流
看護学部 看護学科ではシンガポールにあるシンガポール国立大学(NUS)と学部間交流協定を締結しています。
2011年度からスタートしたシンガポール研修ですが、COVID-19の影響で2023年再開後は2回目です。
2024年3月17日~24日に海外研修を実施しNUSを訪問しました。現地からのレポートをお伝えします。
出国日
フライト7時間。予定通りチャンギ空港へ到着しました。
空港では、NUS学生3名の出迎えがあり、空港内の滝の前で記念撮影。その後大型バスで宿泊先(NUSゲストハウス)へ移動しました。学生は、バスの中でNUS学生と会話をはずませ、一緒に夕食を楽しみました。
1日目
シンガポール国立大学(National University of Singapore 略称:NUS)は、1905年に設立されたシンガポールの総合大学です。東南アジア諸国、中国、欧米、アフリカなど100ヶ国以上から留学生を迎え、非常に国際色豊な大学です。理念は、Towards a Global Knowledge Enterprise。シンガポールは早くからグローバル化に成功した国です。
8時30分よりお茶とパイの歓迎を受け、「NUS Nursing Student Exchange」と題して講義を受けました。
午前中は、本学の学生4名及びNUS学生によるプレゼンテーションを行い、各国の看護の状況について発表し、相互の国の看護について理解を深めました。
ガウンを着て、解剖の講義(脳のシステム)を受けた後、検体にされたご遺体に触れ、学ばせていただきました。脳の重さや構造を確認したり、肝臓、すい臓、胃、横隔膜、小腸、大腸などの臓器の位置やつながりについて学ばせていただきました。
午後は、St Luke‘s Elder Care (Ayer Rajah Centre)で施設長トニーさんより説明を受けました。
2日目
午前中は、大学のガイドさんの案内で、BABA HOUSEを見学しました。この建物は1895年に建てられ、20世紀初頭にプラナカン・チャイニーズであり海運王であったウィ氏に購入され1980年まで住んでいました。その後2006年にアグネス・タン氏による多額の寄付によりNUSの建築学科により修復・改築が行われ、2008年にNUS BABA HOUSEとして見学できるようになっています。
午後は、シミュレーションラボの見学(Visit to Centre for Healthcare Simulation)を行いました。
一般病室、ICU、小児科など様々な部屋があり、教育用のシミュレーターに触れモニターを確認しながら学ばせていただきました。
解剖学のVR教育も体験させていただきました。
図書館へ移動。案内はMs. Jia min。今回の研修スケジュールなどサポートしてくださっています。
夕食はDr.Zakir(国際交流委員長・医師)が夕食に招待してくれました。香港国立大学看護学生2名と本学生4名、NUS学生4名と一緒にインド料理をいただきました。各国の看護師の情報交換で会話の花が咲き、すっかり意気投合、親睦を深めることができました。
今年7月に、Dr.Zakirは本学にお越しになる予定で、大変楽しみにされていました。
3日目
8時30分からの講義のため、朝食を食べてないでしょう?と飲み物とパンを用意して待っていてくださいました。
「Music and Humanistic Health」の講義
シンガポールにおける音楽と文化について講義をしてくださいました。「音楽は文化を反映し、文化に影響を与える」と、その土地の文化の重要性を話し、実際に民族楽器とカホーンで演奏できるようにご指導くださいました。
午後は、ナーシングホームで演奏を披露することになりました。
Dr. Fui Ping には、心温まる歓迎の意とご講義、
4日目
5日目