この度、本学大学院・保健医療学研究科（博士後期課程）の小船尋渡さんの論文が原著論文として、ヨーロッパスポーツ科学会議（European College of Sports Science）の機関誌『European Journal of Sports Science』に掲載されました。
内容は以下のとおりです。

Effect of Different Foam Rolling Sensitivities on the Amount of Change in Range of Motion: A Randomized Controlled Trial

（フォームローリングの感度の違いが関節可動域の変化量におよぼす影響）

著者

小船尋渡、久保慶東、福田翔、松浦悠人、加藤武之、小山浩司

研究のポイント

• フォームローリングの感度の違いとフォームローリングの効果の関連性を調べました。
• フォームローリングを行っていない側も関節可動域が改善することが明らかになりました。
• フォームローリングを痛いと感じるほどフォームローリングを行った側の効果が減少することが明らかになりました。
• フォームローリングを痛いと感じるほどフォームローリングを行っていない側の効果が増加することが明らかになりました。
• 今後、けがをしていない側へフォームローリングを行い関節拘縮の抑制ができるのではないかと考えています。