保健医療学研究科の菅沼さんが日本フットボール学会奨励賞を受賞しました
2020年01月03日 社会貢献・研究
2019年12月21日(土)、22日(日)に日本フットボール学会 17th Congressが大東文化大学(埼玉県)にて開催されました。
本学大学院保健医療学研究科の菅沼 勇作さんと指導教員の笹木 正悟講師(保健医療学専攻 柔道整復学分野)の発表が、この度若手奨励賞に選ばれました。
発表内容は以下のとおりです。
少年団サッカー選手に対するフィットネスおよび疼痛発生部位について~動的バランスに着目して~
研究のポイント
- 小学生のサッカー選手60名に対して身体特性やフィットネステスト、疼痛発生部位の調査を行いました。
- その結果動的バランスの評価項目において中学年(3、4年生)と高学年(5、6年生)の間に有意な差が認められました。
- この事は先行研究などから着地前の予測的姿勢制御機能が異なると考えられました。
- 下肢の疼痛発生部位は特に高学年において多くなっていました。
- 以上のことから中学年より前から動的バランスに特化したトレーニングを組み込むべきであると考えられました。