2017年7月3日に鍼灸学科 高倉 伸有 教授が独立行政法人 日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」を受賞しました。 「ひらめき☆ときめきサイエンス」は日本学術振興会が全国の大学などと共同で実施する公開講座で、科学研究費助成事業(文部科学省・(独)日本学術振興会)によって得られた研究成果を社会に還元・普及させることを目的としています。 高倉教授の研究チームでは、文部科学省・(独)日本学術振興会の科学研究費助成事業に基づく研究費を受けて鍼(ハリ)の臨床研究を実施しています。 2012年より、この臨床研究をもとに企画した高校生向けのプログラム『病を癒す心の力をあぶり出す!?－ ハリの実験で「治療効果の方程式」を考えよう！ －』を5年間実施しました。 プログラムの中では、高倉教授が世界で初めて開発した研究用鍼の話や実験を通して最先端の研究に触れながら、鍼の科学や研究の面白さを体験していただきました。 5年間の総参加者数は200名以上に上ります。 日本学術振興会では、将来を担う子どもたちの科学する心を育み、知的好奇心の向上に大きく貢献した研究者を讃えるとともに、「ひらめき☆ときめきサイエンス」において継続的にプログラムを実施した研究者を表彰しており、今年度は高倉教授をはじめとする20名の研究者が選ばれました。 [caption id="attachment_1581" align="alignnone" width="900"] 高倉 伸有教授(右)、本間 生夫学長(左)[/caption] [caption id="attachment_1582" align="alignnone" width="900"] 表彰状[/caption] [caption id="attachment_1583" align="alignnone" width="900"] 記念に送られた盾とメダル[/caption]

高校生の皆さんへ 高倉教授講義ライブのご案内

2017年7月22日に東京ビッグサイトにて開催される夢ナビライブ2017に高倉教授が登壇します。

薬に頼らない医療～鍼治療の魅力～

東洋医学の中でも特に鍼(はり)の人気が高まっています。

• 「鍼を刺すだけで辛い症状が和らぐってホント？」
• 「鍼を刺すのに“癒される”なんて信じられない」

そんな鍼の疑問や不思議にサイエンスの目から迫ります。 ※7/20時点で講義は満席となっていますが、立席で聴講することは可能です。また、高倉教授や研究チームの教員に質問できる時間も用意していますので、ぜひお越しください。

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関連リンク

• ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞 平成29年度表彰者一覧(日本学術振興会)
• 東京有明医療大学で実施した「ひらめき☆ときめきサイエンス」