小児看護と心理学の授業に参加【看護学科 シンガポール研修2017 第3日目】

2017年03月08日 国際交流

研修3日目はNUSの授業に参加しました。

午前は小児看護の演習科目に参加

11時から14時は、2年生対象の演習科目(Maternal & Child Health Nursing)に参加しました。 NUSの学生たちは事前に2つの事例(先天性心疾患を持つ3か月の赤ちゃん、下痢と嘔吐と腹痛を主訴に入院している3歳児)を読み予習をして授業に臨んでいました。 授業では、
  • 症状が起きている原因として考えられること
  • どのような検査をするべきか
  • どのような治療が適切であると考えられるか
  • ケアの優先順位として高いものは何か
  • 潜在的な看護問題として何が挙げられるか
  • 看護マネジメントとして何が必要か
  • 退院計画として何が必要か
について活発な討論が行われました。 各症例の後に必要な技術(授乳、点滴など)についての復習(この技術に関してはすでに先週行われている)セッションがあり、クラスは始終活気に溢れていました。 NUSは3年制のコースの2年次でこのようなレベルの高い授業を行っていることにTAUの学生も驚いている様子でした。 [caption id="attachment_1420" align="alignnone" width="900"]小児看護の演習後 小児看護の演習後、NUS2年生の皆さんと[/caption]

午後は心理学の授業に参加

午後は引き続き2年生の心理学(Psychology for Nurses)の少人数授業(tutorial)に参加しました。 あらかじめ宿題として提示されている4つの問い(エリクソンの発達課題についての簡潔なまとめ、エリクソンとフロイトの比較、シスロとキュープラロスの比較、老化理論(Aging theoryにおける老年期の発達課題について)に対して、グループワークを通して答えを導き、発表する、という形式のものでした。 NUSの学生たちは事前に用意した文献をもとに答えをまとめ上げ、発表していました。少人数を活かして、学生達の発表に対して先生が素早くフィードバックをしてより良い答えを導きだしていました。 [caption id="attachment_1421" align="alignnone" width="900"]心理学のグループワークにて 心理学のグループワークにて[/caption] [caption id="attachment_1422" align="alignnone" width="667"]TAU看護学生たち TAU看護学生たち[/caption] [caption id="attachment_1423" align="alignnone" width="666"]TAU看護学生たち TAU看護学生たち[/caption]

放課後

本学で研修をしたNUSの学生3名がクレメンティに案内してくれました。 フィッシュ・ボールや牡蠣の炒め物、ラクサ、カチャなどのローカルフードを食べ、楽しいひと時を過ごしました。 [caption id="attachment_1425" align="alignnone" width="900"]クレメンティにて食事 クレメンティにて食事[/caption] 第3日目のレポートは以上です。明日は成人看護の少人数授業と演習です。