看護学部 川上准教授の研究がNHKスペシャルで紹介されました。

2015年10月24日 お知らせ

2015年9月20日に放送された、NHKスペシャル『老衰死 穏やかな最期を迎えるには』にて、本学看護学部 看護学科 准教授の川上 嘉明先生の研究内容が紹介されました。 川上先生は100人あまりの高齢者を対象に、1日に摂取したカロリー量とBMI(体格指数: 体重を身長の2乗で割った値)の変化を亡くなるまで記録しました。 6年分の記録を解析すると、摂取カロリーは一定であったのにもかかわらず、BMIは減少し続けていたことが分かりました。 川上先生は番組の中で次のようにコメントされています。
一定量の栄養、それもバランスの良い栄養が提供され、ちゃんと口からとって体内に入っているにも関わらず、いろいろな物で構成されている体重の一定の維持に結びついていかないということであれば、なかなか生命を維持することができにくい状態が徐々に生まれていくのかなと考えています。
本研究はJSPS科研費 25671003 の助成を受けたものです。

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